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平安時代から続く諏訪大社最大の神事「式年造営御柱大祭」で使われているのは何の木?
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平安時代から続く諏訪大社最大の神事「式年造営御柱大祭」で使われているのは何の木?

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長野県の諏訪湖周辺にある諏訪大社では、7年に一度、寅と申の年に天下の大祭「御柱祭」が行われます。
今年は2022年の寅年!まさに開催中ですね。

諏訪大社御柱祭 公式サイト

御柱祭は、大社での開催年を中心に、全国の諏訪神社や関連神社などでも同様に行われていますが、その歴史は古く、なんと遡ること1200年以上、最初の記録は平安初期と残されているそうです。

大社の祭では、「山出し」といわれるもみの木を切り出したあと、豪快に木落し坂を下りるシーンや、壮観な川越しなど見たことがあると思います。そして、4カ所の各宮まで華やかな「里曳き」が行われ、それぞれの社殿の四方に建てて神木とされます。

一般的にもみの木といえば、クリスマスを連想することが多いかもしれませんが、重要な神事に欠かせない木となっているのですね。そんな樅の木はマツ科の常緑針葉樹なので、松ぼっくり(実)がなるんですよ。

そして、松ぼっくりのなる針葉樹仲間の松の木も、日本三景に代表されるように古くから神聖なところに欠かせないものでした。

丹後国の風土記によれば、天橋立の長い砂洲は、神が天に通うための梯子が倒れてできたものとされている。実際、この砂洲の南北に多くの社寺があり、神仏がまつられている。そして、松は一年中緑を茂らせて霊的も清浄を保つとされている。神仏が住むところが、人間としても素晴らしい景勝地になったということができる。
このような「神の住み給う所」という聖域の清浄を守るために、松の林を守り育てなければならなかった
『日本の原点シリーズ 木の文化 松』日本の松の原風景 天橋立より

松といえば、松茸のとれるアカマツの林、日本三大松原と景勝地に欠かせない海辺の防潮林、防風林、防砂林の松、日本庭園のシンボルとして重鎮する立派なクロマツなどが思い浮かびます。

古くから『松竹梅』といわれるように縁起がよい木とされたり、万葉集や百人一首などの和歌にもたびたび詠われたり、古来より人々の身近にあった松は、その強度や耐久性から構造材としても重宝されてきました。

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『日本の原点シリーズ 木の文化 松』


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