
地方移住の足掛かりにまずは「ワーケーション」を体験してみませんか?
地方移住を考えているけど、あと一歩踏み出せないとき、住みたい地域を知る方法の一つに「ワーケーション」があります。「ワーケーション」とは、「ワーク」と「バケーション」からなる造語で、地方のリゾート地などでテレワークをしながら休暇も取得するという、一昨年から注目されている働き方です。
各地を自由に行き来できるようになったら、地方でのワーケーションやリゾートテレワークを体験してみるのもいいかもしれません。
長野県が提案している新たなライフスタイル
「信州リゾートテレワーク」
テレワークは、場所や時間にとらわれずに働くことができるので、朝晩の通勤ラッシュからの解放など、出勤するという従来の固定概念から離れ、働く人の生活を自由で豊かに変えています。
長野県では、このテレワークを信州ならではの魅力に触れながら行う「信州リゾートテレワーク」という新たな働く形として提案しています。
夏のリゾートで有名な軽井沢をはじめ、長野オリンピックの競技会場にもなったスキー場がある白馬、高原や田園風景が楽しめる地域などそれぞれの魅力を堪能しつつ、豊かなライフ・ワークスタイルのバランスを体験することができるのではないでしょうか。
そんなリゾートテレワークを経て、長野への移住を決意したら、地元の建築家とつくるステキな家をのぞいてみませんか?
「信州の建築家とつくる家」シリーズの書籍は、信州・長野県を拠点に活躍する建築家が、住まい手に寄り添い一緒につくり上げた、豊かなライフスタイルを築いている事例をたくさん掲載しています。外に広がる見事な景色を上手に取り入れた間取りや、2地域居住・リモートワークをふまえた家づくりなど、地元を知っているからこそ生かせる工夫が随所にみられます。
実際の家づくりの設計では、断熱性能、耐震性能等が大きな要素となりますが、実は、美しさ、気持ちよさ、居心地のよさ等の見えない提案力もよい家づくりには欠かせません。
信州で活躍する建築家とつくる家の数々を、実際に住むことを想像しながら読み解き、地方移住や家づくりの参考にぜひお役立てください。
最新号「信州の建築家とつくる家17」は2022年3月発売予定です。バックナンバーも好評発売中!
16号 特集「これからの“住む+働く”を考える」
15号 特集「地域と交わる家」
その地域ならではの特色や、そこで暮らすおもしろい人々のことを知り尽くし、家をつくるだけでなく「人々をつなぎ、暮らしごと地域を豊かにする」取り組みもおこなう住宅会社を紹介する「地域のつむぎ手の家づくり(新建ハウジング)」も合わせてご覧ください。