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家づくりの基礎知識04 自分たちにあった土地を見極める

家づくりにあたり知っておきたい「基礎知識」。
ポイントをわかりやすく体系立て、シリーズでお伝えしていきます。

家づくりの基礎知識04 自分たちにあった土地を見極める

土地を見極めるポイント
1. ライフスタイルに応じた地域を選ぶ
2. 新興分譲地と昔からある住宅街の特徴を知る
3. 地盤と周辺環境は必ず把握する

1. ライフスタイルに応じた地域を選ぶ
土地探しの基本は、どこに住みたいか、どんな暮らしを送りたいか、希望するライフスタイルに応じて決めていきましょう。

たとえば田舎暮らしがしたければ、地価が安いので広い敷地が選べますが、現況が林や野原のような場所を選ぶと、法律的に建物が建てられるか確認が必要です。また、水道やガスなどの本管が敷地まできていなければ、その分の工事が発生します。

都市に暮らしたい場合は、地方に比べて地価が高いぶん敷地が狭くなる場合が多いでしょう。
駐車場を確保するならその必要台数や、庭や物置の設置スペースなどもあらかじめ考えておきましょう。

2. 新興分譲地と昔からある住宅街の特徴を知る
街なかの土地を選ぶ際、新興分譲地と昔からある住宅街とでは、状況が異なることがあります。

新興分譲地は、子育て世代が購入することが多いため、同年代の夫婦や子どもが集うことから交流のしやすさや、土地もある程度の数が分譲されるので選択肢が広がるのがメリットです。

また、合わせて店舗や遊興施設なども計画される傾向にあり、利便性が高くなることもあるでしょう。デメリットとしては、同世代が多い事から自治体を構成する年代に偏りが出て、子供が巣立った後など高齢化しやすいことなどが考えられます。

一方、昔からある住宅街はさまざまな世代が暮らしていることが多いので、年齢層の構成が安定しています。自治体も長く運営されていることから、治安や管理が行き届いているという利点があげられます。

ただし、売地が出ることが多くなく、仮に出ても空き家付き物件が多いのが特徴です。この場合は、古い住宅の解体費用も見込んでおく必要があります。もちろん既存建物を活用し、大規模リフォームで高断熱住宅として快適な家づくりをするという選択肢もあります。
※参考図書『これからのリノベーション 断熱・気密編』

3. 地盤と周辺環境は必ず把握する
新興分譲地、旧住宅街のどちらを選ぶ場合も、必ず気にしてほしいのが地盤。特に海や河川、池や湖沼の近くやこれらを埋め立てた土地は軟弱地盤の可能性があります。傾斜地も要注意です。

軟弱地盤を避けるには、昔の地形を調べ埋立地かどうかを判別したり、対象地域の「大規模盛土造成地マップ」や、地盤調査会社が公表している「地形で見る軟弱マップ」などを閲覧しておくことは必須です。
※参考「大規模盛土造成地マップ」(東京都都市整備局)

※参考「地盤サポートマップ」

また、候補地の日当たりや風通しもチェックしましょう。周辺環境を把握し日当たり具合を見てみましょう。夏と冬では日射が変わるので、年間を通して想像することが大事です。

さらに最近は突発的な豪雨もありますので、水はけも重要です。雨の日に見学し、水の流れを見ましょう。どこから入り込み、どこへ流れていくかぜひ確認しておきましょう。


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