家づくりの基礎知識11 外観を外壁材だけで決めるのはもったいない
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家づくりの基礎知識11 外観を外壁材だけで決めるのはもったいない

家づくりにあたり知っておきたい「基礎知識」。
ポイントをわかりやすく体系立て、シリーズでお伝えしていきます。

家づくりの基礎知識11 外観を外壁材だけで決めるのはもったいない

* 外観デザインのポイント*

1. 門扉や植栽が外観に大きく影響

家づくりの際に、関心をもってほしいものの一つが外観です。
屋根や外壁材にこだわるように、建物全体の雰囲気を作り上げ、家の顔とも呼べる外構にもぜひ予算を確保し、建物と一体で設計してみませんか?

外構とは…建物の周りの、庭や植栽、アプローチ、塀・門や車庫などのこと

キッチンやリビングなどに比べ、外構は後回しになることが多く、希望するポイントが少ないかもしれません。

一番に考えたいのは使い勝手。駐車スペースを「とりあえず」確保していませんか?
その広さ、位置、玄関からの距離など、雨の日・雪の日も想定した毎日の暮らしを考えて使いやすいプランになっているかチェックしましょう。

また、門扉やアプローチ、庭の植栽を施すことで、家のデザインやイメージもぐんとアップできます。
建築に寄り添う庭づくりは、こちらの本で学べます。

※参考図書『和MODERN11』庭から考える家づくり

2. 外構はライフスタイルも充実させる

敷地に中庭をつくり建物のどこからでも緑が見えて和む暮らし、ウッドデッキでバーベキューをして家族のコミュニケーションを育む日常、畑や花壇を充実させてガーデニングをとことん極めるなど、外構からライフスタイルが広がる可能性は大きいです。

居心地の良さを室内だけに求めるのはもったいないです。外構も好みの仕上げにしていきましょう。

また、交通量や人目に付きやすい立地では、外構に塀を設けることでプライバシーを確保でき、高いフェンスなどは防犯対策としても効果があります。

3. 敷地全てをプランニングするつもりで

希望の屋根や外壁材、建物の形だけでなく、その周辺との関係から外構をデザインして敷地全部を我が家の顔としてプランしていきましょう。
日当たり、街並みとの関係、その敷地がもつポテンシャルを生かして、より建物を引き立てる外構を作りたいですね。

また、外構の美しさを保ち続けるためには、メンテナンスがしやすい素材を選び、手入れに無理のない植栽計画も合わせて考える必要があります。
何年も住み続けるマイホーム。年々と魅力が増すような外構になったらとてもステキですね。

※参考図書『伊礼智の住宅設計作法Ⅱ』より
第1章 建築の原点 町と家とのあいだを考える
第2章 敷地のポテンシャルを生かす プランニングの進め方


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