高断熱住宅施主のお宅訪問取材ノート
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高断熱住宅施主のお宅訪問取材ノート

高断熱住宅に特化したマニアックな雑誌「だん」の取材で、南魚沼(新潟)、今治(愛媛)、久留米(福岡)のお宅訪問をしてきました。

取材のたびに、家だけではなく暮らしぶりやそのご家族の考え方などを伺うのは仕事とはいえ参考になることばかり。知れば知るほど「どうして高断熱住宅が当たり前になっていないんだろう?」と疑問が生まれます。ここ10年で日本の住宅は大きく変化しているので、知らない人が多いのも無理はないのですが、家を建てる時に“住宅性能がその後の暮らしに及ぼす変化と違い”を知っていると知らないのでは大違いです。

以前「だん」で「高断熱住宅で暮らすママ100人に聞きました」というアンケート調査をした際、暮らしてみて変わったと感じること第1位は光熱費でしたが、ほぼ同率2位が「家事楽」、「ストレスが減った」…と続きますが、いずれも暮らし方に大きな変化を感じているという結果です。※「だん03」

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取材を通して実際によく聞く声を列挙してみます。
・喉や肌の調子がいい
・肩こり・頭痛が減った
・神経質にならずにいられる
・よく寝られるようになった
・早起きになった
・掃除が楽になった
・花粉症の症状が軽くなった
・風邪をひきにくくなった
・荷物が減った
他にもたくさんありますが、この全て、家の性能が関係しているというのです。それぞれ理由を聞くとごもっとも!

喉や肌の調子がいい、風邪をひきにくくなったというのは乾燥しないから。肩こり・頭痛が減ったというのは薄着になったことと寒さで体がこわばらないから。神経質にならずにいられるというのはドアの開け閉めをガミガミ注意しなくてよくなったり、お風呂上がりの子どもをすぐに拭かなきゃというのがなくなったり、他にも枚挙にいとまがありません。よく寝られるようになったというのは暑さ・寒さの不快を感じて起きることがなくなったから。早起きになったは特に冬寒くて布団から出たくないというのがなくなったり、部屋が暖まるまで待つ時間がなくなったから。掃除が楽になったというのは結露しないからカビが出にくくなったから(一例)。花粉症は気密がよくなり隙間風がないことや、フィルターを通した外気を室内に取り入れることなどに起因します。荷物が減ったはそれまで使っていた厚い衣類や布団類、補助冷暖房器具などがいらなくなったから。モノが減ると気持ちも少し軽くなりますよね。

「変わったと感じること」にはちゃんと理由があるんです。上記以外でも、住まいの性能が上がることで家中の温度が一定なので家をフル活用できる(締め切った開かずの間がなくなる)→部屋間移動の不快感がないので行動量が増える→よく眠れる→より健康的になる→医療費も減るかも?という声も。実際、大学の先生の研究結果で健康長寿が増えたというデータも発表されています。

日々の暮らしで気にしていないようなちょっとしたストレスが減ることが、暮らしを大きく変えることにつながるのだと気づかされます。

今回取材したお宅は3軒とも子育て真っ最中。それぞれの家と暮らしぶりは12月発売の「だん11」とYouTube「だんチャンネル」(雑誌発行後)でご覧いただけますので、お楽しみに。※下写真は取材中の風景です

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雑誌「だん」のこれまでの特集などは下記リンクから確認していただけますので、家づくりやリフォームを考えている人は気になる特集がある号を読んでみてくださいね。


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